大阪桐蔭、記録的打撃で常葉菊川を圧倒。V2達成&大会の悲喜交々な結果【第90回全国高校野球選手権記念大会】
第90回全国高校野球選手権記念大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、大阪桐蔭(北大阪)が常葉菊川(静岡)に17―0で快勝。初出場初優勝した73回大会以来、17年ぶり2度目の優勝を果たした。大阪勢の優勝は同校以来、10度目。決勝での17得点、17点差は史上最多タイ。
大阪桐蔭は1回1死満塁から、奥村がバックスクリーンに本塁打。満塁本塁打は今大会5本目で、決勝では昨夏の佐賀北・副島に続いて3本目。6回は打者10人の猛攻で6点、7回は萩原の3試合連続本塁打で2点を加えた。大量リードをもらった福島由が強打の常葉打線を封じた。
大阪桐蔭は初出場初優勝の平成3年・第73回大会以来2度目の全国制覇。大阪府は全国最多10度目の優勝。大阪府勢は選手権通算勝利を145勝として昨年東京都に明け渡した全国1位の座に1年で返り咲いた。大阪桐蔭は選手権通算16勝3敗で勝率8割4分2厘として15勝以上を挙げている高校の中で1位となった。
常葉菊川は初回に満塁弾で4点を失うなど戸狩がひじ痛で全力投球できず、軟投を強いられた。序盤は町田の美技もあったが、大差をつけられた後は集中力が切れ、攻守とも雑になり静岡県勢として大正12年・第12回大会・静岡中以来、同校としては選手権初の全国制覇を逃した。
大阪桐蔭の優勝の最大の要因は打撃。決勝戦のスコアを見て分かるようにとにかく打線が凄かった。
大阪桐蔭は6試合で…
42打数19安打
41打数16安打
36打数13安打
36打数16安打
37打数14安打
44打数21安打
…となり、合計99安打。大会史上最多を記録した平成12年・第82回大会の智辯和歌山の100安打まであと1本だった。チーム打率は4割1分9厘と驚異的な数字を残した。
大阪桐蔭の萩原圭悟内野手は大会タイ記録の3試合連続本塁打(過去5人、香川伸行、藤井進、清原和博、松本謙吾、原島正光)、大会通算打点では従来の記録(過去1人、藤井進・14打点)を23年ぶりに更新する大会新記録の15打点を記録した。
決勝での17得点、17点差はいずれも大正10年・第7回大会の関西学院中(兵庫)対慶応普通部(東京・現在の慶応(神奈川))の17対0以来だが現在の教育制度下では平成11年・第81回大会の桐生第一(群馬)対岡山理大付(岡山)の14対1を上回る得点、得点差試合。決勝戦での完封試合は平成10年・第80回大会の横浜(神奈川)松坂投手以来。
これで大会が終了、記念大会として55校が出場した中でやっぱり残念なのは11年連続初戦敗退の秋田県、10年連続初戦敗退の三重県でしょうか?学校別では3年連続出場で3年連続初戦敗退の浦和学院(埼玉)とか出場6度目も初戦敗退の盛岡大付(岩手)など。
嬉しい結果になったのは選手権通算20勝目、全国で45番目の到達となった富山県、33年ぶりにベスト8まで進出した福島県などがあります。
【大会の主な記録@管理人は別の顔版】
★嬉しい記録
都道府県別:
6年連続初戦勝利:宮城県
4年連続初戦勝利:長崎県
選手権通算20勝目、20勝到達45番目:富山県
選手権通算30勝目:青森県(=31勝)
選手権通算80勝目:静岡県(=82勝)
学校別:
選手権通算30勝目:横浜(神奈川)智辯和歌山(和歌山=31勝)
選手権通算20勝目:仙台育英(宮城)
初出場初勝利:本庄一(埼玉)
初勝利:駒大岩見沢(北海道)市立岐阜(岐阜)
出場6大会連続初戦勝利:広陵(広島)
出場4大会連続初戦勝利:青森山田(青森)
★悲しい記録、残念な記録
都道府県別:
11年連続初戦敗退:秋田県
10年連続初戦敗退:三重県
5年連続初戦敗退、直近15年間で2勝、15試合中5点差以上で敗れた試合が10試合:鳥取県
学校別:
出場4大会連続初戦敗退:高知(高知)
出場3大会連続初戦敗退:松商学園(長野)、常総学院(茨城)
3年連続出場、3年連続初戦敗退:浦和学院(埼玉)
未勝利:盛岡大付(岩手)本荘一(秋田)菰野(三重)飯塚(福岡=初出場)加古川北(兵庫=初出場)新潟県央工(新潟=初出場)
選手権通算1勝11敗:北海道(対和歌山県)
8/18(月)-第17日-結果
[決勝] 常葉菊川(静岡)0―17大阪桐蔭(北大阪)
夏の対戦:3勝6敗
★大阪桐蔭の優勝で
①平成3年・第73回大会の初出場初優勝以来2度目
②大阪府勢としても同大会以来、全国最多10度目の優勝
③選手権通算勝利数145勝として全国1位に浮上
④大阪桐蔭は16勝3敗となり勝率8割4分2厘として15勝以上を挙げている高校の中でダントツの1位
★2年ぶりの私立高校の優勝
【静岡県選手権成績】
通算成績:82勝73敗
最高成績:優勝1回(大正15年・第12回)
常葉菊川の成績:
通算成績:6勝3敗
最高成績:準優勝(4勝=平成20年・第90回)
直近の成績:上記に同じ
【大阪府選手権成績】※南北通算
通算成績:145勝80敗※近大付の結果含む
最高成績:優勝10回
(昭和21年・第28回、昭和36年・第43回、昭和38年・第45回
昭和43年・第50回、昭和53年・第60回、昭和58年・第65回
昭和60年・第67回、昭和62年・第69回、平成3年・第73回、平成20年・第90回)
大阪桐蔭の成績:
通算成績:16勝3敗
最高成績:優勝2回(5勝=平成3年・第73回、6勝=平成20年・第90回)
直近の成績:優勝(6勝=平成20年・第90回)
★選手権通算勝利、東京都を抜いて単独1位
記事など引用元は【第90回全国高校野球選手権記念大会:スポーツナビ:特集】
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